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【FIVEONE】YMJモデル解説

 

皆様こんにちは。

 

PERFORMの中吉です。

 

本日はPERFORMでも人気の高い

FIVEONEのYMJモデルを解説したいと思います。

実はこちらのモデルは

私がFIVEONE時代に開発に携わっていたので

モデルのコンセプトや特徴を詳しく解説出来るかと思います。

背景含めてお伝えさせていただきます。

 

特徴①

『大人が着れるコンパクトなシルエットを追求』

 

YMJモデルが開発された当時(2014年頃)は

ドレスクロージングのサイズの流行が、コンパクト・スリムが

大半でした。

 

タリアトーレやラルディーニなど

クラシックになり過ぎないジャケットが席巻しており

FIVEONEにおいても、コンパクトシルエットなモデルの開発が急務でした。

 

そこで、2012年に発表された

クラシカルなFIVEONEのRJモデルをベースに

サイズスペックを1から考え直し完成させられました。

主に、袖のサイズ、前身のデザイン、ポケットや釦のパーツ位置です。

そして特徴的な衿のデザイン(特徴②で解説します)です。

 

偶然にもイタリア某社の型紙とよく似ており

結果的に方向性が間違ってなかったと、

開発と責任者と話したのを良く覚えています。

 

型紙の開発は非常に難しく

素人が机上で〇〇風に、と修正しても

着心地悪くなったり、サイズが大きく見えたりと、

サイズスペック上は小さく設定しているのに

不都合なことが起こり得ります。

 

なので、ここでまとめですが、

大人が着れる=適度に重さ(重厚感)がある、ベースに

クラシックな洋服にを初めて袖を通す人にも愛していただける

絶妙なバランスのモデルがYMJになります。

こちらは30代のお客様ですが、

スーツが主張し過ぎず

お人柄に馴染んでいるのがわかります。

 

 

特徴②

『唯一無二のトータルバランスを備えたビジネススーツ』

ここでのキーワードがビジネスシーンです。

趣味的にクラシックなデザインのスーツの着用を

否定する訳ではないですが、

釦位置が低すぎたり、ワイドなラペルのスーツは

ビジネスの場では相手に対して

少し古典的な印象を与えます。

 

利益を追求するビジネスシーンにおいては

現代的で活動的な印象を与えるのが

理想だと私は考えております。

 

なのでビジネスシーンで

YMJモデルは理想的なモデルだと考えます。

 

(お仕事が出来そうな雰囲気に見えませんか?)

 

フロント釦辺りをよく見ると

バスト付近から美しくシェイプが効いてるがわかりますでしょうか?

これは2面2ダーツという

前身頃を1面体で作成しながら

ダーツ(内側に縫込む処理)2本入れることによって

健康的でグラマラスなイメージになります。

(服を脱ぐと健康的な胸襟と引き締まったウエストを想像させるイメージですね)

 

クラシックなデザインやブランドなどで

採用されているのは見たことがありますが、

YMJのようなコンセプトのスーツに

こういった作りをしているブランドはほとんどありません。

 

最後にラペルのデザインです。

水平気味のデザインにコンパクトな上衿ですが

首元に吸い付くように高くのぼっているため

クラス感も感じられます。

 

ネクタイは8~9cm、シャツの衿型はワイド、セミワイドが

ベストバランスになるよう設計されています。

 

PERFORMでは

海外に出張に行かれたり

都市部でのビジネスシーンの一線で

仕事をされてる方が多くいらっしゃいます。

 

そういった方々に

YMJモデルは選ばれています。

 

もちろん、お仕事柄、お人柄で

クラシックなデザインやフィッテングでのご提案もしております。

 

今回はFIVEONEのYMJモデルについて

ご紹介させていただきました。

 

こちらのYouTubeでも

解説しておりますので是非ご覧ください。


皆様のご予約・ご来店お待ちしております。

 

 

 

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