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皆様こんにちは。

PERFORMの中吉です。

 

今日は型紙についてですが

PERFORMではオーダーのジャンル的に

パターンオーダーと言われていますが

体型補正の項目、補正値の細かさ(1ミリ単位)

考えると、

型紙を理解して補正をすれば

フルオーダーに肉薄するクオリティではと、考えています。

 

そのこだわりをこのブログで解説出来ればと思います。

 

 

そして、

この型紙への理解は専門的な職種や学校を経験していないと

難しいのでは?と、思うのが正直なところです。

 

ジャケットの型紙とスーツの型紙の差や

トルソーに着せ付けた状態で

作者の意図を理解する目も大切な技量の一つなのです。

 

そして、お客様の着てる服装、愛車、生活スタイル、お仕事など、

背景を考えて提案して

より良く毎日を過ごして頂ける洋服を提供するのが

PERFORMの使命だと考えています。

 

 

話しはそれましたが

下のダブルジャケットの違いはわかりますか?

 

 

どちらもベースは同じ型紙です。

サイズもほとんど同じなんです。

 

この2着の細かい補正内容は割愛しますが、

①、②を着比べると性格が全く違っています。

 

①のジャケットは少しイカリ肩気味の痩せ気味の体型の方によく合います。

逆に

②は小柄で筋肉質な方のバランスに合わせています。

 

この考え方は、年齢層でも当てはめることが出来ます。

①は20~30代半ばなフレッシュな層向け

②は少し体に脂肪がついてきて

貫禄感じる40~50代向け。

 

こう考えると既製服がどのようにデザインされてるかも

よくわかりますね!

 

しかし、逆に言えば

この型紙の考えからを疎かにしていたのが

これまでのテーラー業ではと思います。

 

常にスーツ姿の政治家の先生方のスーツが

洗練されて見えないのは、なぜなんでしょうか?

公人として大衆の注目を浴びなければならないのに

洋服への気遣いは疎かにされているのは

少し悲しい現実かもしれません。

 

皆様はどんなスーツを着てみたいですか?

 

ご予約ご相談お待ちしております。

 

 

 

 

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