皆様こんにちは。
PERFORMの中吉です。
先週から一気に春めいてきましたね!
今週末は寒くなりそうで
洋服選びが難しい季節ですね。
そんな今日は縫製についてですが、
タイトルは、
縫製の良さがわかる生地?
縫製工場の実力がわかる生地?で迷いましたが、
いわゆる、白系(透けやすい)の生地の扱いについてです。
そもそも縫製工場によっては
白系の表地、裏地を使う際は
アップチャージを取る場合も多いのですが、
ファイブワンにおいては、縫製賃は変わりません。
(お客様にはそもそも関係のない話しですが、、)
表地の場合は
ミシンの油や他の生地(デニムや色映りが多いもの)からの
色映りを防ぐために別工程扱いで縫うため、
手間賃となりうるのですが、
裏地に関しては別の理由だったりします。
上の2枚の写真を見て頂くと
裏地の内側に糸くずやテープ跡が
ほとんど目立たないのがわかるかと思います!
白の裏地の場合は透ける分、
内側の処理に手が掛かるのですね。
私の古巣であるファイブワンに入社した11年前に
パーツ(身返し、袖など)の検品工程内で
岩下部長(現在工場長)に指導してもらった際、
「裏地の中まで綺麗に縫えるかで本当に良い工場がわかる。
ファイブワンはそこも手を抜かない。」と
話していたのを今でも覚えています。
スーツを買って頂いたお客様には
服の内側まで見えませんが、
そこまで丁寧に縫っている
素敵なエピソードだと今でも思います。
皆様のご予約、ご来店お待ちしております。