皆様こんにちは。
PERFORMの中吉です。
本日はPERFORMで取り扱う
FIVEONEのスーツのPJKモデルを
解説したいと思います。
※こちらはPERFORMオリジナルモデルになります
YouTubeでの解説はこちらよりご覧ください
実はこちらのモデルは
店頭では4月頃から展開していて
顧客様にはご案内していたのですが
ありがたいことにオーダーが立て込んでいまして
なかなかブログでの解説を書く時間がありませんでした、、、
それでは特徴を解説していきます!
特徴①
『トータルバランス』
PJKの一つ目の特徴は〝トータルバランス″です。
FIVEONEのモデルに関わらず
各社のジャケットの型紙には
少なからず他社と差別化するために
デザイン上の癖があったりします。
※私のイメージだと世の中のスーツの7割癖あり、3割癖無しです
ここでの癖はネガティブなイメージではなく
『ハマる人にはとことんハマるし
合わない人には全然合わない』的な意味です
そしてFIVEONEにも6型以上展開があり
OEM先が使用するのですが
ほとんどの型に癖があるイメージです。
※これは中吉個人の感想ですが、、、
なので、
癖のない型紙の開発は
FIVEONE時代から現在のPERFORMになるまで
私の中では悲願だった訳です!
オリジナルモデルの開発には
サンプル制作含めて少なからずの
開発費が発生するので
企業努力・熱量を感じ取っていただけると幸いです、、、
少し話は脱線しましたが
特徴として挙げた、癖のないデザインをご覧いただきましょう。
いかがでしょうか?
癖がないとお伝えしましたが
より細かくお伝えすると
現代的なCLASSICスタイルのスーツとして、
癖がないという意味になります。
尚且つ、FIVEONEの柔らかいアイロンワークを多用した
縫製との相性も考慮しました。
詳細を語ると全体のイメージがぼやけるので
あえて割愛しますが、
ジャケット全体を見て
細部に目線がいかないのが、
癖がないジャケットだと考えています。
特徴②
『ネックのフィット感』
個人的に好きなフィッティング(採寸)として
衿回りを如何に綺麗に収めるかを考えています。
スーツ、ジャケットほど
他者と差別化しづらい洋服はないかと思います。
ベースに良い縫製が大切なのは間違いないのですが
社会性がある洋服で
過度に生地やデザインで目立ち過ぎるのは
逆に着てるご本人の品格をを損なうことに繋がります。
だからこそ
フィッティングが良くなれば
同じ生地、同じ縫製のスーツでも
よりその人を美しく、
凛々しく見せることが可能になります。
色んな媒体でスーツ、ジャケットの着用シーを見ますが
衿回りが甘いと少し着こなしがぼやけて見えます。
※ここは私の好みでもありますが
ですので
今回のPJKはより衿回りが美しく見えるように仕上げています。
正面から見ても
背面から見ても美しく見えるように仕上げました。
もちろんPJKは
あくまでベースなので
ここからどのような補正で設計するかで
仕上りも大きく変わります!
7月からは
46、48サイズのゲージサンプルが
店頭に展開しますので
気になる方は是非ご予約ご相談お待ちしております。